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本校生徒によるアメリカ地球物理学連合発表が公開されています。

 

16日(日本時間17日7時)に行われた本校生徒の研究発表がアメリカの地球物理学連合で今月末まで公開されています。

(1)ドローンによる海洋研究

 (要約)日本海と太平洋でドローンを飛行させて安全且つ効果的に海水を採水。潮流の影響を海水の成分から傾向を読み取りました。海水塩分は夏の日本海流で高いとともに全体的には各種金属イオンの入っている千島海流も高くなる要因があるようです。また松島湾などの地形により湾の中央部に波状的に濃度の濃い海水が集まるようです。

 ドローン飛行で海水分析

 

 

https://agu2021fallmeeting-agu.ipostersessions.com/Default.aspx?s=FC-C1-CE-B1-BA-E1-47-B8-8D-D5-51-21-E3-6F-8E-56

(2)ゼリー実験による筋交い構造の比較

(要約)2018年より地震動発生装置を空き缶とモーターの工作で作って実験を行っています。今回は揺らす地盤をゼリーで2種類作り、そこに建物の筋交いに見立てた木のスティックでやぐらを作りそこにボールをつるして実験をしました。その結果、筋交い構造による震動の大きさは,筋交いがより斜めに入っている構造がによって震動自体は38%減少し,斜めの筋交いがあれば地盤の強度にあまり依らない震動の減少をもたらすようです。

地震動による建物の筋交い構造の違い

 

 

 

https://agu2021fallmeeting-agu.ipostersessions.com/Default.aspx?s=52-74-DE-FA-32-E0-9E-5B-50-1E-82-25-42-75-32-DC

 

詳細は部活動紹介「自然科学部」をごらんください。