校 長 挨 拶
服部 克弘
「利府高 さわやかワンファミリー」そして「心はひとつ」
宮城県利府高等学校のホームページにアクセスいただきありがとうございます。
本校は、昭和59年4月9日この鴻志が丘の地に普通科の高等学校として開校しました。平成10年には、単位制高校に移行すると同時にスポーツ科学科を設置して、今日の基礎が築かれました。この間、多くの卒業生を輩出し、全国各地で活躍しております。
校訓は、「心身の健康」「徳性の涵養」「知性の啓発」の三つを掲げ、高い志「鴻志の精神」をもち、質の高い「文武両道」の実践をとおして、「未来に向かって力強く前進する知・徳・体の調和のとれた、人間の育成を目指す」教育方針の下、生徒たちはそれぞれの目標達成を目指して、日々の学習・部活動・学校行事に本気で取り組んでおります。
この春に巣立った卒業生の進路状況を紹介しますと、短大を含めた大学の進学者数は、148名と全体の約6割を占めており、就職・専門学校・公務員などへ自らの夢と将来を託しておおきく羽ばたいております。
部活動においても素晴らしい成果を上げています。運動部では、陸上競技部、硬式野球部、サッカー部、ソフトボール部、ハンドボール部、バレーボール部、バスケットボール部、フェンシング部、ソフトテニス部、卓球部、硬式テニス部、水泳部、弓道部、剣道部、ラグビー部が、インターハイや各種全国大会、東北大会などに出場し好成績を収めております。
文化部においても、全日本吹奏楽コンクール出場実績のある吹奏楽部をはじめ、全国高等学校総合文化祭に出場している書道部や、家庭部、自然科学部、美術部、演劇部、軽音楽部、写真部、茶道部、華道部、JRC部、放送部、囲碁将棋部、文芸部等が特色ある活動を展開しており、周囲から高い評価を得ております。
また、利府町の「町はひとつの学校」の理念の下、町内小・中学校・利府支援学校と共に「十符っ子(とふっこ)ブラザーシップ」に参加し、最年長集団として地域の子供たちの模範となるべく「あいさつ運動」や「相互訪問会」「スポーツ交流会」など多彩な活動を展開しております。その姿は「さわやか利府高」として地域の方々や多くの関係者から愛され高く評価されております。
本校は、このような幅広い教育活動を展開することにより、生徒たちの無限の可能性を引き出し、将来様々な場面で力を発揮し、世の中に貢献できる人材の育成を目指しております。そして、本校は昨年度創立40周年を迎えました。今年度からは、これまでの卒業生がたゆまない努力で築いてきた素晴らしい伝統を引き継ぎ、さらなる飛躍を目指し「さわやかワンファミリー」「心はひとつ」の精神で一丸となって挑戦し、新たな歴史を創造すべく邁進して参りますので、今後とも皆様方からの御理解と御支援を賜りますようお願い申し上げます。
令和6年4月